カリスマ 存在証明不可



ブログ宗教


ようこそ、当館へ。
告白します、実は当館、ブログではありません。
ブログの皮をかぶったネット宗教団体なのです!

驚きましたか?
ネットの世界で信者を獲得するのが今の宗教のスタンダード。
ついでに教祖もAIで!それはどうかと思いますけど。


ちなみに私たちは信者獲得の為に毎月聖典をオススメしております。

今月のオススメは、、、カリスマ!


新堂冬樹教祖が書き上げた1500ページにも及ぶ大長編。
色と欲に塗れた新興宗教団体教祖の活躍?を描いています。
宗教団体を巡る群象劇でもありますね。
とにかく描写が強烈。エロ&グロも盛りだくさん!


特に洗脳についての描写は凄まじいです。
臨場感も抜群、今流行のVR効果が堪能できるほど。
ここだけでも読む価値はあります。

まっとうな宗教団体の関係者なら眉をひそめる内容。
悪徳な宗教団体の関係者ならあるあるな内容。
どちらにしても興味深いことには変わりありません。


さぁ勇気を出してカリスマという聖典を開きましょう。
欲望という名の無間地獄を永遠にさまよう愚か者たちの宴を脳に焼き付けましょう。

彼らを反面教師にするのです。
それも宗教の一つのカタチなのですから、、、



“ありし日の新堂冬樹教祖”


ザ・宗教


宗教団体について書かれた本は星の数ほど存在する。
だが多くはノンフィクションや研究書。フィクションは意外に少ないのだ。
素材として宗教を絡めた作品はたくさんあるがね。

しかし!宗教団体をメインテーマにした作品、しかも面白いものとなると限られてくる。
神道、いや新堂冬樹の”カリスマ”はそんな限られた作品の一つ。
だが、一つ苦言がある。
それは、、、カリスマにおける主人公の一人、神の郷教祖、神郷宝仙だ。


奴は超俗物だ!ゲスにも程がある!
詳しく書くとネタバーレになるので書かないが、、、とにかく酷い。
幼少期に壮絶過ぎる体験をしたのを差し引いても酷い。
そんな奴が作品世界では神として信者に敬われている。

確かに奴には優れた面もある。
それは洗脳のテクニックだったり、己を神に見せる演出だったり。
組織の編成だったり。


でも基本デブ(体重100kgでぶよぶよ)だし、金の亡者で欲まみれだし、どうしようもないクズ。
ただ、、、奴には超能力とはいえないが必殺技といえるものがある。

これは正直凄いと認めざるをえない。
どんな必殺技なのか?せっかくだ、紹介しよう。

1.ゴッドスマイル(創り笑顔)

内容:神のごとき慈愛に満ちた満面の笑顔

効果:信者はこれをみるとメロメロになり「メシアぁっ!」と叫んでしまう

2.エレファントピストン(セックステクニック)

内容:セックス時において腰を振りまくるただのピストン運動

効果:女性信者(美人のみ)はこれをされると昇天してしまう

3.ライアートーク(口からでまかせ)

内容:荒唐無稽な話を真実のように語る

効果:信者はただの与太話を無条件で心に受け入れてしまう


どうだ?凄いだろう。
商売敵としては見習う点があるがね。
だが、、、奴ばかり儲けるのは許しがたい!神郷宝仙に天罰を!

~某新興宗教団体教祖インタビューより抜粋~



「カリスマ読むぞ!カリスマ読むぞ!カリスマ読むぞ!」


カリスマってなに?


え?カリスマですか?
美容師ですよね!え?違う?
じゃあ、、、役所弘二の出た映画!それも違うんですか、、、

ああ小説のカリスマですか。
知ってますよ、読みましたもん。


物凄く濃いというか熱量のある文章で引き込まれました。
読み出すとやめれませんでしたから。
でもダメな部分もありました。それはムダに長いところ。

文庫本で上中下巻。1500ページもあるんですよ!

聖書より長いじゃないですか!


どうしようもないクズみたいな男が出てくるんですけどね。
そいつの心理描写とかを丁寧に書き過ぎです。
読んでてしんどくなりました。だって全く共感出来ないもの。

他にも旅行代理店におけるチケットの扱いとかどうでもいい部分の描写が詳細にあったり。
はっきり言ってそこ端折って下さいみたいな。そういう部分が結構あるんですよね。
だから作品の完成度としては最高の宗教小説とは言えません。
(最高の宗教小説はどれだ?のコラムはこちら)


ただ読んでて面白いんですよね~
偏執的な描写が癖になります。面白さ=完成度じゃないですね。
魅力的なキャラクターも何人か出てきますし。

特に神の郷の幹部信者死天王、じゃない四天王は素敵過ぎます!
こんな人達なんですよ。

・イケメンであと少しで悟りを開きかけそうなクールガイ氷室さん(神郷教祖に超心酔)

・元ヤクザの幹部で脳筋な武闘派大和さん(神郷教祖のいいなり)

・紅一点で清楚系美人のエレファントピストン大好き☆千夏ちゃん(神郷教祖の愛人)

・マッシュルーム頭で何の取り得もないチビなオナニーマン瀬野(神郷教祖のおもちゃ)


世の中にはこんなおかしな宗教団体があるんですね~
ちょっと信じられないです。

え?私のところはこんなんじゃないですよ。
もちろんお布施はしっかりしないといけませんけどね!
メシア~~~~~~~信じるものに幸あれ!あはは!

~とある新興宗教団体信者のインタビューより抜粋~



“世界最大の宗教団体、任天堂”


涅槃で待たないで


カリスマになろうとしてはいけない。
カリスマに近づいてはいけない。
カリスマに関わってはいけない。

それでもカリスマに引き寄せられてしまう者たち。
一体どうすればいいのか?
結論は出ている、この本を読めばいいのだ。
読んでカリスマを感じ、理解する。


確かに危険な部分はある。
この本はあまりに強烈で、洗脳効果も高いからだ。
読めば新堂冬樹教祖の信者になってしまう可能性は否定できない。
だがそれでもいいではないか。

宗教は最高のエンターテイメントだから!


カリスマという作品がそれを教えてくれる。
さぁ共に行こう。読書という名の楽園、ニルヴァーナへ。

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2019-03-13 | Posted in 小説, No Comments » 

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