第四十弾 お笑い映画としてのナインスゲート



当館で一番人気のコンテンツが”お笑い映画としての”シリーズ。
映画ファンは笑いに飢えているんですかね?
というわけで(何が?)今回は今までの映画と毛色の違う作品をチョイスしてみました。

作品の名はナインスゲート!

ロマン・ポルシェ、じゃないポランスキー監督が手がけたオカルト映画。
ジョニー・デップ主演の結構な大作です。


オカルト映画として良質な作品なんですが、笑えるシーンが結構あるような?
あと主演のジョニー・デップを食っている俳優がいまして。
彼のお笑い芸人度は凄い!もちろんレナ・オリン(蜘蛛女の人)も凄いぞ!

ただナインスゲート、映画ファン以外には知名度が低いかもしれません。
ですので簡単なあらすじを以下に記します。

~あらすじ~

世界に3冊しかないといわれる“悪魔の書”
この本について、収集家から真贋の鑑定を依頼された書籍ブローカーのコルソ。
彼はニューヨークからヨーロッパヘと旅立つ。
だが書物の謎を解いていくコルソの前に、人間の英知を超える恐ろしい罠が、、、
彼が最後にたどり着いた謎の真相とは?


いや~面白そうですね!実際面白いんですけど。
お笑い映画としてはどうなんでしょうか?気になるところです。

今回のザ・検証はお笑い映画としてのナインス・ゲートを検証します。

1.変顔おじいちゃん


いきなりわけのわからないじいさん登場。
もちろん主役じゃありません。ですが掴みとしては抜群です!

安い値段で貴重な本のコレクションをコルソに買い叩かれたんですね。
でもボケちゃってるんで文句も言えない、だから顔芸で不満を現したんです。

2.爆睡野郎


クライアントに嫌味を言われるまで眠りから覚めない図太さ。
さすがゲス野郎、コルト。
それにしてもこの手のポーズは何だ?絵画モデルのつもり?

3.おかしな教授


コルトが夜眠れない体質である事を指摘するクライアントの教授、ボリス・バルカン。
コルソは否定するがボリス教授は追撃の手を緩めず。
しかし賭ける物が凄い。何なんだよそれ!

ちなみにボリス教授、彼がナインスゲートにおけるお笑い部分の多くを担当。
コルソことジョニー・デップを食いまくってます。

4.スカートめくり


不敵に笑う蜘蛛女、じゃない冒頭で自殺した大学教授の妻。
名前はエロス夫人(勝手に命名)
ここだけ見たら完全に蜘蛛女だよね!



ストッキングに銃を隠しているのか?コルトにそう尋ねられた返事がこれ。
別にパンツ見せなくてもいいと思うんだけど。もろハニートラップだよね!

5.股間


お酒を持ってきたコルソ君、いきなりおちんちんを掴まれます。



当然ファックすることになるんですが、、、尻に変なタトゥーが!
これなんだよ!

6.女の闘い


コルソとファック後のエロス夫人。何かを探しているような感じ。



エロス夫人の問いかけにふざけた返答をするコルソ。



いきなり髪をつかまれるコルソ。これ喧嘩の必勝法。
体格差をものともしないやり方。なめてたんだよね、コルソは。



髪を引きずりまわされるコルソ。なんとか打開したいが、、、
だけどズボンをちゃんと脱いでいなかったせいで身動きが取れない!
手抜きすると後で酷い目にあうという教訓です。



凄い勢いで襲い掛かってくるエロス夫人。さっきファックした女とは別人のよう。
ここだけ見たらもうホラー映画だね☆



なんと噛み付きをするエロス夫人!昔のプロレスラーじゃないんだから。
でも効いてますよ。コルソ、ちゃんと泣き喚いてます。



とどめはお酒のビンで頭部を思いっきり殴打!
飲み屋の喧嘩でもあまり見れないハードヒットな攻撃。
ヤクザもたじろぐ思い切りの良さ!姐さん、最高です!

7.バーニー、ロスる


悪魔の本を預けた友人のバーニー(古書店経営)を尋ねるが、、、なんだか様子がおかしい。



ハイ、バーニー死んでました!ていうかこのポーズ何なの?
悪魔の本の記述どおりなんですけど変。すっごく変!
新体操じゃないんだから。吊るの大変だったでしょうね。

8.クローン人間


コルソはセニソ兄弟の店を訪ねる。
すると中にはじじい1とじじい2が!
「お前らドッゲルゲンガーか?それともクローン人間なのか?」

思わず声に出すコルソ。ってなことはしません。
さすがに失礼なので、でも心の中では思ったでしょうね。
まぁ単なる双子なんですが。実にオカルト映画らしい演出ですね。

9.池ポチャ


悪魔の本を所持しているファルガス氏、前日に続いて翌日も訪問したコルソ。
怪しい天然女と一緒に氏の元へ向かう。すると天然女があっちの池にいるよとポーズ(喋れよ)。
池に向かうコルソ。確かにいました!死んでたけど。

色鮮やかな金魚?に囲まれて実に幸せそうなおじいちゃんその2。
手元に大好きなお酒の瓶があるのもポイント。
つまりお酒に飲まれるなってことです。

10.ロッキーを呼べ!


コルソが店を出るとアポロ(ロッキーのライバル)似の男が待ち構えていた。
タバコを吸うアポロ似の男(以下アポロと表記)
ボクサーがタバコを吸っていいのか?



踊るようにコルソの後をつけるアポロ。
さすがにボクサーだけあってフットワーク抜群です。

11.アポロ再び


夜になってアポロがいないことを確認し喫茶店を出るコルソ。
だけどやっぱりアポロいました!なんという出待ち根性!
凄い勢いで階段を降りてくるアポロ。



当然揉み合いになりレベルの低い死闘が開幕。
天然女も参戦しようとしますが、、、コルソのエルボーが誤爆。
昔のアメリカのプロレスでこういうことよくありました。



思わず鼻を押さえる天然女。やっぱり鼻攻撃は効くよね。



ぶち切れてアポロに攻撃開始!ボクサーはキックに対応出来ないはず!



バレリーナのようなゆるやかな回転をした後、ソバットがアポロに炸裂!
これが決定打となりアポロは退散しました。



戦い終わり、仲良く地べたに座るコルソと天然女。
しかしコルソのめがね、完全にぶっ壊れてます。

「めがね、めがね、、、」
横山やすしのようなリアクションを取ってもおかしくないレベル。
ですがコルソは意地っ張り。普通に掛けてます。

12.血の轍


ホテルに戻る2人。
天然女、鼻をぬぐいます。
なぜかメンチを切っているのが気になりますが。



コルソのおでこに血をつける天然女。
何かの儀式?それともおしゃれ?



おでこに血が気に入ったコルソはロビーに行くにもそのまま。
さらにフロントにもおでこっ血スタイルで行ったりとかします。
もう最後までそのままでいろよ!

13.男爵夫人の最後


悪魔の本の所持者、男爵夫人の元を再び尋ねるコルソ。だが何か様子がおかしい、、、



男爵夫人死んでました!
最近変顔がもてはやされてますがここまでの変顔、そうはお目にかかれない。

それにしても周りのスタッフは大変だったでしょう。もちろん笑いをこらえるのに。
ポランスキーはこの老女優に一体どういった演技指示を出したんでしょうか?
凄く気になります。



変(顔)死した男爵夫人、車椅子が動き出し燃え盛る部屋へ勝手にGO!
自動で火葬してくれるシステム。まさに未来ですね!ってそんな機能いらないから!

この一連の流れ、まさに出来のいいショートコントを見るよう。
素晴らしい!お笑い芸人ならこのシーン、300回は繰り返し観るべし!

14.教授独演会


セックス邪教団に潜入するコルソ。もちろん教祖はエロス夫人。
なにやらおかしな呪文を唱えていますが、、、



いきなりボリス教授が登場!
たった一人で乗り込んでいるのにこの堂々とした態度。
男として見習いたいもんです。



壇上に上がり信者をディスる教授。
エロス夫人もあ然。この俺様ぶりは素敵ですが果たして大丈夫なのか?
なんせ相手は邪教集団、数の暴力が待ち構えているというのに!



怒ったエロス婦人は教授に掴みかかるも逆に投げ飛ばされる。
体格差はいかんともしがたい。だが負けじと再び飛び掛るエロス夫人。



簡単に馬乗りで返されちゃいました。コルソには通用したのに!
力(何の?)の差を感じさせられました。コルソ、お前も見習えよ!



エロス夫人の(通販で買った)悪魔ペンダントを奪い取り首を絞める教授。
完全に反則攻撃ですが、なにせデスマッチですからOKです!



遂にお亡くなりになられたエロス夫人。
ここで教授、なんと夫人の尻を蹴って信者の方へ滑らせるという暴挙!



茫然とする信者達の前で仁王立ちになる教授。
何をするかと思えば、、、



「ボウッ!」



いきなりのギャグ攻撃に信者は騒然!
蜘蛛の子を散らすように逃げ出します。
なんちゅう攻撃力や!なんちゅう、、、ていうかなんでギャグにビビッたの?



信者が逃げ惑う(なぜか全裸の女も)中、悠々と館を出て行く教授。
彼の概念には焦りや慌てるといったことはない。
まさに男の中の男、我々メンズもこうありたいものです。

15.熱いのかよっ!


隠れ家でなにやらブツブツ言っているボリス教授。
遂に9つの扉の謎を解いたのか?
上からその様子を見つめるコルソ。2人のコンビネーションは最高です!



教授に銃を向けるも、もみ合った際に空いた穴に落ちてしまったコルソ。
どんだけドジっ子なんだよ。頭を踏みつけられても仕方がないね!



ガソリンを周囲にまき始める教授。一体何を始めるつもりだ?



悪魔に祈りを捧げるうっとり顔の教授。
未だに穴から出れないあわてんぼうのコルソ。
2人の対比が素晴らしい名シーン?です。



ガソリンに火をつけ、厨二病なことを言い出す教授。
さすがにそれは無理なんじゃ、、、



コルソのおちょくり発言「で、次は何だ?」に怒った教授。
ムキになってガソリンを頭から被ります。
いやいや、それぐらいで怒らなくても、、、



「奇跡だ」
「何も感じない」
体に火をつけたのに、、、凄いぞ教授!
さらに高笑いまでかまします。ちなみにしらふです。



「ん?」
何かがおかしい、、、動きが止まる教授。



「あちぃ!あついじゃないか!」



「あちっ!あちゃぁ!あちゃちゃちゃちゃちゃいやぁ!」



「あちっ!あつぅ!あじぃ!、、、ブー(おならの音)」



穴から演出偶然に脱出したコルソ。
もちろん先ほどの恨みは忘れていないぜ!
教授に対して渾身の一発を撃ちこみます。
「今までありがとう、、、さよなら!」(言ってません)



“ボリス教授、逝く”
衝撃の事実が全世界に伝えられた、、、わけもなく。
教授、遂に絶命しました。伝説は終わったんです。


いかがでしたか?
ナインスゲート、お笑い映画としても一流なのがわかりましたよね。
もしかしたらオカルト映画としてよりお笑い映画として観た方が完成度が高いかもしれません。
他にも笑えるシーン、ありますからね!

恐怖と笑いは紙一重とはよく言ったものです。
それではまた!


2018-11-22 | Posted in ザ・検証No Comments » 

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